ウェブマーケティングの方法として、LINE公式アカウントを使った方法が増えてきています。LINE公式アカウントを使うことで登録から情報発信まで簡単に行うことができ、集客も比較的容易に行うことができます。今回はLINE公式アカウントの開設方法からアカウントの種類やプラン、LINE公式アカウントを使ってウェブマーケティングをする方法を注意点を交えながらご紹介していきます。

LINE公式アカウントでウェブマーケティングをするには？

LINE公式アカウントでウェブマーケティングを行うためには、まずアカウントを作成する必要があります。最初に、パソコンから「LINE for Business」のアカウント開設ページにアクセスし、「認証済みアカウントを開設する」をクリックします。次に「アカウント作成」を選択します。選択後、メールアドレスの入力を記載することで登録は完了です。最後に、「LINE Official Account Manager」にログインできることを確かめましょう。ログインできたらアカウント登録は完了となります。

次に、管理画面から基本情報の入力を行います。ここでは、自社の概要をわかりやすく記載しましょう。例えば、飲食店であれば何の料理をメインに出しているか、おすすめなどを簡潔に記載します。基本情報の記載が終わったら、アカウントの公開を行います。管理画面の「設定」から「検査結果で表示」の項目を表示に変更します。

全ての設定が終わったら、認証済みアカウントを目指しましょう。認証済みアカウントになることで認証済みのバッチの付与、LINEの友達検索結果に表示される、友達集めのツールが発注できる、クレジットカードや請求書決済が可能になるなどウェブマーケティングに必要な機能が使えるようになります。特に認証済みバッチはユーザーにとって信頼性が高く、集客率を高めてくれます。また、友達検索結果に表示されることで友達登録しやすい環境を作ることが可能です。

LINE公式アカウントを使った集客方法

アカウント開設が終わったら、次に集客を行います。いくつかあるため、代表的な方法をご紹介していきます。1つ目がウェブサイトからの流入です。こちらの方法は自社の公式サイトでLINE公式アカウントを紹介し、友達登録させるというものです。自社に興味がある客層をゲットしやすい方法ですので、おすすめです。2つ目が友達登録で特典を付ける方法です。この方法はLINE公式アカウントに登録することによって、相手にメリットがあるものを提供し、集客する方法です。例えば、クーポンを発行することでユーザーが利用しやすい環境を作ります。最後に、有益な情報を無料配信する方法です。この方法はビジネス系の集客に多く、友達登録をすることで起業に関する情報だったり、副業に関する情報を定期的に発信することで集客を狙います。

集客状況やマーケティングに合わせてLINE公式アカウントのプランを変更しよう

集客によって人が集まってきたら、自社の宣伝を行うためにメッセージを更新する必要があります。最初、LINE公式アカウントはフリープランで開始されますが、メッセージの送信数に制限があります。メッセージの送信数は1,000通までとなっており、1,000通を超えると追加メッセージを行うことができません。つまり、人が多くなってくると集客したのにマーケティングができない状況になってしまいます。

メッセージが送れない状況を回避するために、ライトプランとスタンダードプランの2種類が用意されています。まずライトプランですが、1ヶ月のメッセージ送信数が15,000通まで、追加メッセージは1通5円となっています。そして、スタンダードプランは1ヶ月のメッセージ送信数が45,000通まで、追加メッセージは最大1通3円です。まずはライトプランに加入して、集客の状況に合わせてプランを変更していくことをおすすめします。

LINE公式アカウントを使った集客は便利だが万能ではない

ここでは、LINE公式アカウントの開設方法から集客、料金プランまでをご紹介しました。LINE公式アカウントは集客やマーケティングに便利ですが、同時に人が離れていく可能性も高くなります。簡単に友達登録ができるということは、簡単に解除することも可能です。そのため、毎月クーポンを配信するなどして離客率を下げることを意識しましょう。その上でマーケティングを行い、顧客取得を目指すのがおすすめです。