ランディングページを作る時には、訴求したい言葉や写真をエンドユーザーにアプローチすることが大切ですが、ランディングページを呼んでいる人の期待や共感、納得がないと来店には繋がりません。そこで、レスポンスのあるランディングページを作る時に押さえたい構成要素を押さえておきたいポイント別にご紹介していきます。ぜひランディングページを作る時の参考にしてください。
ランディングページは「期待」が重要!
ランディングページで最初にユーザーの目に留まるのが、キャッチコピーとメインビジュアルです。チラシなどの広告であれば、商品やサービスを利用することで得るベネフィットを明確に伝えることが重要ですが、ネット広告の場合は少し注意が必要になります。インターネットは検索ツールですから、ユーザーにとって必要な情報が載っているページであることがランディングページの最初で伝わらなければ、すぐにページを閉じられてしまいます。
メインコピーとサブコピーを有効に使って、ベネフィットとユーザーの検索ワードを想定したアンサーも記載しましょう。また、特典などのオファーをランディングページの上部にまとめて配置することで、「期待」を持ってもらうことも大切です。お店やサービスに対して「期待」を与えることができれば、離脱せずにランディングページを最後まで読んでもらうことができます。
「共感」ポイントで新規顧客を引き付ける
悩みがある人、解決したい不満がある人に対しては「共感」が大切になります。対面して話している時も、いきなり解決方法を提示されても相手の言うことをすぐ信用することは難しいですが、「こんなことに困っていませんか?」「こんな不安がある人がたくさんいますよ」など悩みに共感してくれる人の言葉は信じられるものです。ランディングページを作る時には、ユーザーが解決したいと思っている悩みや不満をリスト化して提示したり、同じ悩みを持っている人が多いことを伝えるために数字やグラフを利用すると効果的です。
また、同じ悩みや不満を持っている人が問題を解決できたことをアピールすることで、「共感」により「期待」も高めることができます。グルメサイトなどでも口コミの評判が重要なように、自分と同じ悩みや不満を持っている人の声は商品やサービスを提供しているお店側の言葉より信頼できます。しかし、商品やサービスによっては自分と同じ悩みを持っていても性別や年齢が異なると共感しにくくなってしまうため、より共感を高めるために写真や年齢、性別、職種など補足情報を掲載するようにしましょう。
ランディングページは「納得」から「行動」に繋げる
キャッチコピーやメインビジュアル、お客様の声などで「期待」や「共感」を得ることができたとしても、実際に商品やサービスを利用してもらうためには、なぜ悩みや不安を解決できるのか「納得」してもらうための説得情報が必要になります。しかし、ランディングページは流し読みされやすいため、長文で伝えるだけではなかなか読んでもらえないことから、要点だけをまとめたり伝えたい文字を大きくしたり、イラストやグラフなども使って視覚的にも訴求するデザイン的な工夫も必要になります。
また、ランディングページで「期待」「共感」「納得」の構成ポイントをしっかり押さえた後は、同じ商品やサービスを提供しているお店とどこが違うのか、どんなメリットがあるのか同業他社と差別化することも大切です。最後に電話番号・注文カートボタン・問い合わせフォームなどを分かりやすく配置して、ユーザーに「行動」してもらいましょう。
売れるランディングページは基本の構成ポイントを押さえることが大事
広告を見たユーザーが商品やサービスに対して「期待・共感・納得」し、注文や問い合わせ、来店などの行動をしてもらうことが大切ですが、ランディングページはインターネットの特性も踏まえてコピーやデザインを作る必要があります。また、PCとスマホでは掲載できる情報量や見せ方も異なるため、複数のデザインパターンでテストをすることも大切です。基本の構成ポイントを押さえて、効果的なランディングページを作りましょう。