自社の商品やサービスを多くの人に知ってもらうために、ネット広告を出そうと考えている方もいるのではないでしょうか。ネット広告には様々な種類があり、掲載料金もそれぞれ変わってきますから、まずはネット広告の料金相場を知っておくと良いでしょう。今回は、ネット広告を活用したウェブマーケティングを行う時に知っておきたい、ネット広告の料金形態や相場について詳しく解説していきます。
ネット広告には様々な料金形態がある!
ネット広告を掲載するためには広告料が当然必要になりますが、広告の種類によって様々な料金形態があります。シンプルなのが期間保証型です。期間保証型は料金を支払えば、決められた期間内広告を掲載することができます。例えば、1ヶ月の広告料金が50万円であれば、50万円支払うことで1ヶ月間は広告枠への掲載が保証されます。 期間ではなく広告の表示回数で料金が決定される、インプレッション保証型という料金形態もあります。これは表示回数で料金が決まっており、例えば500万回広告を表示させるなら50万円かかるというような料金形態になります。広告の表示回数が保証されているため、契約期間中に決められた表示回数に満たなかった場合は期間が延長されます。
ネット広告では、クリック課金型の料金形態も多く取り入れられています。これは、ユーザーが広告をクリックした回数によって料金が決まるものです。同じような料金形態でクリック保証型もありますが、こちらはクリック回数が決められており、その回数分クリックされるまで広告掲載が保証されます。他にも、広告を見たユーザーが商品やサービスを購入した時に課金される成果報酬型、動画に広告を掲載して一定の再生回数を保証してくれる再生保証型、メール広告などの配信期間や回数を保証してくれる配信保証型などの料金形態もあります。
ネット広告の種類別料金相場!
ホームページやスマホのアプリなどの広告枠に掲載するものをディスプレイ広告と呼びますが、ディスプレイ広告にもいくつか種類があり、それぞれ料金も変わります。大手サイトなどの特定の媒体の広告枠に掲載できる純広告の料金相場は、数万円~数千万円程度です。どのような媒体にどの程度の期間広告を掲載するかで料金が大きく変わるため、相場にも開きがあります。様々なWebサイトの広告枠に掲載するアドネットワークの料金相場は1クリックあたり10円程度、DPSは1クリックあたり10円~数百円程度、同じユーザーに対して何度か広告を表示させるリターゲティング広告は1クリックあたり10円程度が相場です。
ツイッターやフェイスブックなどを活用したSNS広告も人気があります。ユーザーとのコミュニケーションが取りやすく、ユーザーの属性などを把握しやすいというメリットがあるのがSNS広告で、SNS広告はクリック課金型やインプレッション型の料金形態が多いですが、相場はクリック課金型で1クリックあたり数十円程度です。ツイッターのプロモツイートを利用した広告の場合は、返信やリツイートなどのアクションを行うごとに40円程度の課金が発生するケースが多いです。
検索エンジンでキーワード検索に連動して広告を配信できるのがリスティング広告です。キーワードに合わせて表示される広告が変わるため、ユーザーの興味に合わせて広告を配信できます。リスティング広告はクリック課金型が一般的で、1クリックあたり10円程度が相場です。予算に応じて1クリックあたりの料金を設定できるところもあるため、相場より安い料金で広告を配信することができます。
広告料金の相場や仕組みを理解してウェブマーケティングを始めよう!
ネット広告を上手く活用することは、ウェブマーケティングの効果を上げるために重要になるポイントの1つです。ネット広告には様々な種類があり、効果や料金が大きく変わってきます。そのため、まずはネット広告の種類や料金相場をしっかり把握しておくことが大切です。ネット広告のことをよく理解した上で、ウェブマーケティングに活用するようにしましょう。